エピジェネティック療法研究会

エピジェネティックなアプローチによる安全かつ効果的な治療法の確立を目指して

北里大学外科学教室と当研究会との共同研究 『HDAC阻害剤であるフェニル酪酸による乳がん治療抵抗性に
ZEB1遺伝子によるエピジェネティックな制御が関連している』

Phenylbutyrate (PB) は抗腫瘍効果を示す HDAC 抑制剤である。本研究においてわれわれは7種類の乳癌細胞株を用いてPB感受性を予測しうる候補遺伝子同定を試みた。マイクロアレイを用いた包括的遺伝子発現解析プロファイルが比較され、同定された遺伝子については遺伝子導入実験が行われた。CRL およびMDAMB453 乳癌株化細胞はPB感受性であり、MDAMB231 乳癌細胞株がPB抵抗性株であった。RAB25 およびESRP1 はPB 感受性規定分子であったが、一方 ANKD1, ETS1, PTRF, IFI16 およびKIAA1199はPB 抵抗性分子候補であった。これらの遺伝子の発現はDNA脱メチル化処理で劇的に変化した。RAB25 発現は IFI16およびPTRFを抑制し、ESRP1 発現はANKRD1, ETS1, および KIAA1199を抑制した。RAB25と ESRP1はZEB1により抑制され、それはepigenetic な制御を受けていた。したがって、PB 感受性は ZEB1の epigenetic 制御の下流でコントロールされることが判明した。以上よりZEB1遺伝子の epigenetic な制御は乳癌治療における治療抵抗性を予測する極めて重要なバイオマーカーとして注目すべき遺伝子であると考えられた。

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新着情報 what's new

2015年04月24日
北里大学外科学教室と当研究会との共同研究でフェニル酪酸に関する研究の結果を報告し「Oncotarget」に掲載されました。(PDF)
2015年04月24日
第7回講演会のイベント報告ページを公開しました。
2015年04月08日
第8回講演会 申込みを開始致しました。
2014年10月31日
第7回講演会 申込みを開始致しました。
2014年05月16日
第6回講演会のイベント報告ページを公開しました。
2014年02月22日
エピジェネティック療法研究会第6回講演会を開催しました。
2013年11月14日
第6回講演会 申込みを開始致しました。
2013年04月05日
第5回講演会のイベント報告ページを公開しました。
2013年02月15日
エピジェネティック療法研究会第5回講演会を開催しました。
2012年11月29日
第5回講演会 申込みを開始致しました。
2012年07月11日
第4回講演会のイベント報告ページを公開しました。
2012年06月15日
エピジェネティック療法研究会第4回講演会を開催しました。
2012年04月19日
第4回講演会 申込みを開始致しました。
2011年12月20日
第3回講演会のイベント報告ページを公開しました。
2011年11月14日
医師のための専門情報サイト「MTPro」に、エピジェネティック療法研究会第3回講演会の取材記事が掲載されています。
2011年11月03日
エピジェネティック療法研究会第3回講演会を開催しました。
2011年09月07日
第3回講演会 申込みを開始致しました。
2011年07月11日
第2回講演会のイベント報告ページを公開しました。
2011年06月09日
エピジェネティック療法研究会第2回講演会を開催しました。
2011年05月07日
エピジェネティック療法研究会ウェブサイトがオープンしました。
2010年11月23日
エピジェネティック療法研究会を正式に発足し、設立記念講演会を開催しました。
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